ダルビッシュが古巣ダラスでレンジャーズ医師の再検査へ 球団公式伝える

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

2015年トミー・ジョン手術後のリハビリを担当

 カブスのダルビッシュ有投手が28日(日本時間29日)、古巣レンジャーズのチームドクターの診察を受けるため、遠征先のロサンゼルスからダラスへ移動したという。球団公式サイトが伝えている。

 右上腕三頭筋腱炎で今季2度目の交渉者リスト(DL)に入っている右腕は、30日(同31日)の復帰登板を目指して調整に臨んでいたが、28日(同29日)に敵地ドジャース戦の前に行われたブルペンでの投球練習では力を込めた内容とはならず。キャッチボールを行った27日(同28日)は「やばいでしょ。やばいでしょ、ほんとに察してください」と話し、ブルペン入りについても「無理でしょ、あれみてたら」と状態が悪いことを説明していた。

 レンジャーズのチームドクターを務めるキース・マイスター医師は、2012年にダルビッシュが渡米以来その体を見守り、2015年春には右肘靱帯部分断裂と診断し、靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を推薦した人物。手術を受けた後は、ダラス近郊にあるマイスター医師の施設でリハビリを行っていた。

 25日(同26日)に1Aで負傷後初の実戦となるリハビリ登板に臨み、5回3安打1失点5奪三振無四球の快投を見せたが、その後に起きた不調。心配される右腕の状態だが、マイスター医師によりどんな診断が下されるのか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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