元Gマイコラスが3敗目 6回まで4安打無失点快投も7回3連打に泣く

1死満塁の場面で降板したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:AP】
1死満塁の場面で降板したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:AP】

今季12度目のクオリティスタートながら黒星

 元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が29日(日本時間30日)、本拠地でのブレーブス戦に先発し、今季3敗目(8勝)を喫した。6回1/3を7安打1四球1奪三振1失点(自責1)と好投し、防御率は2.61に下げたが、打線の援護がなかった。チームは1-5で2連敗を喫した。

 マイコラスは、初回は2死から死球、2回と3回は先頭打者に安打を許し、走者を背負ったが、いずれも三塁を踏ませずに無失点で切り抜けた。4回は3者凡退に斬り、5回も無失点。6回2死から遊撃内野安打と味方失策で二、三塁のピンチを招いたが、ここでも最後はフラワーズを左飛に打ち取り、無失点とした。

 ここまで許した4安打のうち3本が内野安打とブレーブス打線を圧倒。だが、ブレーブス先発のテヘランも快投を披露し、6回を2安打無失点とカージナルス打線に付け入る隙を与えなかった。

 0-0で迎えた7回。マイコラスは1死から内野安打1本を含む3連打を浴び、満塁のピンチを迎えたところで94球(66ストライク)を投げて降板。2番手ゴンバーに火消しを託したが、初球が頭部付近への死球となる、まさかの展開で1点を失った。

 結局、カージナルス打線は1点しか返せず試合終了。マイコラスは今季11度目のクオリティスタート(6回以上自責3以下)を達成しながら黒星となった。

(Full-Count編集部)

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