前田健太が今季5敗目 7回9K3失点で今季5度目QSも打線の援護なく黒星

ロッキーズ戦に先発したドジャース・前田健太【写真:AP】
ロッキーズ戦に先発したドジャース・前田健太【写真:AP】

ロ軍先発マルケスが8回2安打1失点でド軍打線圧倒

 ドジャース前田健太投手が6月30日(日本時間7月1日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発し、今季5敗目(5勝)を喫した。7回を1被弾を含む5安打9奪三振2四球3失点(自責2)と好投したが、ロッキーズ先発マルケスの前に打線が沈黙。試合は1-3で敗れた。防御率3.36。

 前田は初回から3回まで打者9人を連続凡退とする完全投球をも、4回に思わぬ形で失点した。先頭ラメーヒューに左翼へ二塁打を許した後、1死三塁からアレナドをスライダーで空振り三振。だが、グランダルがボールを手首付近に当てて大きく後ろに逸らしてしまった。この間に三塁走者だったラメーヒューが生還し、不運な形で先制された。

 5回に先頭デズモンドに左中間へ17号ソロを運ばれて2点目を失い、7回には二塁打と四球など1死一、二塁とした後、アイアネッタに中堅へタイムリーを許し、3点目を献上した。7回を投げ終えたところで97球(65ストライク)で降板。1-3と2点ビハインドの8回から中継ぎにマウンドを託した。

 打線の奮起を期待するも、ロッキーズ先発マルケスが8回を2安打9奪三振1失点。6回以外の7イニングを3者凡退に仕留める快投でドジャース打線を封じ込んだ。

 前田は今季5度目のクオリティスタート(QS、6回以上自責3以下)をマークしたが1歩及ばず。自身2連勝とはならなかった。

(Full-Count編集部)

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