鷹が負け越しで3位に3チーム 工藤監督「王者がこんな姿を見せてはいけない」

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

投手陣は8イニング連続与四死球、4失点はすべて四死球で出した走者が生還

■ロッテ 4-1 ソフトバンク(1日・ヤフオクドーム)

 1日、ソフトバンクはロッテに1-4で敗れてこのカードに負け越し。ロッテ、オリックスとのゲーム差がなくなり、3位に並ばれた。

 この日、ソフトバンク投手陣が与えた四死球は、初回から8イニング連続の12。ロッテの4点はすべて四死球の走者がホームを踏んだものだ。特に7回は二保旭とモイネロによる3連続四死球からの犠飛とノーヒットで余計な追加点を与えた。

 試合後の工藤公康監督は6回を7四死球、2失点のバンデンハークに「粘り強く投げたんだけどね……。死球はインサイドを狙ってのことなんで、相手には申し訳ないけど、当たっている打者の攻め方なんで……。ただ、その他の四球が得点に絡んでいるのは痛い」と、この日の制球難に釘を刺した。

 また、松田宣浩は5回の守備でゴロのバウンドを合わせられずレフトへのタイムリーとしてしまうと、その裏の攻撃では無死二塁で迎えた打席で外に大きく外れるボール球に手を出して空振り三振。その直前にも引っ張ったファールを打つなど、走者を三塁へ進めようとする意識が見られなかった。6回の守りから工藤監督は松田をベンチに下げて、西田哲朗を起用した。

松田の途中交代には「頑張ってもらわないといけない選手」

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