9勝目の元Gマイコラス 今季最多4四球は気候が原因と指揮官「感触が違う」
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6回を投げて7安打4四球を許したが、2失点にまとめる
昨季まで巨人でプレーしていたカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が4日(日本時間5日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で今季9勝目を挙げた。6回まで7安打4四球と走者を背負う展開ながら、粘りの投球で2失点。7回に味方打線が逆転に成功し、マイコラスに白星が転がり込んだ。
チームトップの9勝目をマークしたマイコラスに対し、試合後、カージナルスのマイク・マシーニー監督は「まず第一に彼がリズムに乗れたことが良かった」と右腕の投球を評価した。
この日、マイコラスは今季最多の4四球を与え、制球に苦しんだものの、指揮官は敵地の環境が原因にあると説明。「ここではボールを持った時の感触が(他の場所とは)違う」とし、その違いを語った。
「セントルイスではボールが乾いていることはない。彼はそれを言い訳にはしないが、打撃練習で投げたときにその違いが分かる。(チェンジアップなどの)オフスピードピッチの握り方などに影響を与える」。
空気の乾燥したアリゾナならではの問題とし「それに対して順応しなければならない。(これまでにも)彼は非常に早い段階で素晴らしい順応を見せている」と語ったマシーニー監督。マイコラスが今季発揮している対応力の高さにも舌を巻いていた。
(Full-Count編集部)
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