DeNAが巨人を下し4位に浮上 今永6回3失点で今季2勝目&犠飛で1打点

DeNAは勢いある打線が巨人を圧倒
DeNAは勢いある打線が巨人を圧倒

1番・桑原が5打数4安打2得点の活躍

■DeNA 6-4 巨人(5日・東京ドーム)

 DeNAは5日、敵地での巨人戦に6-4で勝利し、4位に浮上した。今季は苦しい投球が続く左腕の今永昇太投手が6回4安打4四球7奪三振3失点(自責3)で2勝目をマーク。同じく今季は本調子ではない桑原将志外野手が5打数4安打の活躍で盛り立てた。

 初回に1点のリードを受けた今永は、3回にも宮崎敏郎のタイムリーで2点目の援護をもらった。だが、2回に1死から四球と安打で一、三塁とすると、ここまで32打席連続無安打だった岡本和真に左中間二塁打を許して1点を献上。なおも二、三塁で遊撃・柴田竜拓の送球ミスの間に同点に追いつかれる。

 だが、4回に戸柱恭孝の今季1号ソロなどで2点を勝ち越すと、その裏を無失点に抑えた今永は、5回の攻撃で自ら左翼へ犠飛を運び、1点を追加した。6回に先頭・陽岱鋼に4号ソロを許したが、リードを死守。7回のマウンドからは三上一輝、パットン、砂田毅樹、山崎康晃とつなぎ、3年目左腕に久しぶりの白星をプレゼントした。

 昨季は不動の1番打者として躍動しながら、今季はなかなか打撃の上がらなかった桑原が、この日は慣れ親しんだ「1番・中堅」で先発すると5打数4安打と躍動。2度の生還を果たして勝利に貢献した。

 試合前は0.5ゲーム差で巨人を追っていたDeNAは、この勝利で4位に浮上。借金を4に減らした。

(Full-Count編集部)

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