イチローの本塁打競争出場へ「キャンペーンを」 球宴5度の外野手が提案
オリオールズ外野手ジョーンズは実現へ猛プッシュ
7月17日(日本時間18日)にワシントンDCにあるナショナルズパークで開催される第89回オールスターゲーム。その前日16日(同17日)には目玉イベントの1つでもあるホームランダービーが行われる。今季の出場者はまだ発表されていないが、マリナーズのイチロー会長付特別補佐の参加を後押しする声が日に日に強まっている。米紙「ニューヨーク・タイムズ」電子版では、イチローに関する特集記事を掲載。その中で、元同僚外野手はイチローの本塁打競争出場にむけて「キャンペーンを始めよう」と呼び掛けている。
仰天のアイディアを出したのは、オリオールズ外野手のアダム・ジョーンズだ。球宴出場5度、ゴールドグラブ賞4度の名手は、2007年オフにオリオールズにトレード移籍するまで、マリナーズでイチローの同僚としてプレーした。オリオールズで開花した外野手は、44歳イチローの本塁打競争出場について問われると大賛成で「ああ、もちろん。キャンペーンを始めよう」と後押しに乗り気だったという。
ジョーンズは「あの人はまだ打撃練習でスタンド上段まで打球を飛ばすんだ。彼のやっていることは、ものすごく素晴らしいと思う」と続け、フロントオフィス入りしながらも、常に動ける状態を保っているイチローについて語ったそうだ。
イチローの本塁打競争出場実現を心待ちにしている人の数は日に日に増しているようだ。果たして、みんなの願いは叶うのか、注目だ。
(Full-Count編集部)