ソーシア監督、大谷VS前田に「ショウヘイに限らず打線全体でいい攻め方を」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷の対左腕起用も明言「少しずつ慣らすために起用する」

 エンゼルスのマイク・ソーシア監督は6日(日本時間7日)、本拠地でのエンゼルス戦を前に囲み取材に応じ、注目を集めるエ軍大谷翔平投手VSド軍前田健太投手の日本人対決について「ショウヘイに限らず打線全体でマエダ相手にいい攻め方をして、勝つチャンスをつかめればと思う」と話した。

 右肘内側側副靱帯の損傷で故障者リスト(DL)入りしていた大谷は、これが復帰4戦目となる。指揮官は「彼は1か月休んでいたから、メジャーの投球に慣れていかないといけない。いいスイングはしているし、再び慣れてくれば、いい打席もまた増えてくるだろう」と話した。同時に「シーズン当初の頃のようなリズムをつかんでくれればと思う」とし、打線の中軸を担う働きを期待した。

 前日5日(同6日)は相手先発が左腕だったためベンチスタート。大谷は、ここまで対左腕の打率は.125で、対右腕(.341)に比べると極端に悪い。だが、指揮官は「少しずつ左腕に慣らすために起用するつもり」とし、今後の見通しについて話した。

 この日は「6番・DH」で先発する大谷。日本時代は通算7打数2安打4三振という前田相手に、どんなバッティングを見せるのだろうか。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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