前田健太、6回にボークで1失点 逆転危機で降板も救援火消しで6勝目権利

エンゼルス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:AP】
エンゼルス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:AP】

打者10人連続凡退の立ち上がりも6回に崩れる

 ドジャース前田健太投手は6日(日本時間7日)、敵地でのエンゼルス戦で先発し、5回2/3を3安打9奪三振2四球1失点(自責1)だった。6回に2死満塁のピンチを作って降板したが、2番手アレクサンダーが好救援で無失点。2-1のリードを保ち、前田は6勝目の権利を手に入れた。

 気温42度という猛暑の中、マウンドに上がった前田は、立ち上がりは打者10人を連続凡退とする上々のスタートを切った。4回1死からシモンズに二塁打を許したが三塁は踏ませず。5回を再び3者凡退としたが、6回に苦しい展開を迎えた。

 先頭キンズラーに左翼へ安打を許すと、続くブリセーノの打球は前田をかすめて遊撃に転がる内野安打。無死一、二塁としたところで、カルフーンを見逃し三振、シモンズを左飛とし、2死二、三塁とした。ここでトラウトを申告敬遠で歩かせて満塁策を取ったが、アップトンの打席でボークを取られて1失点。アップトンには痛恨の四球で再び2死満塁としたところで、86球(59ストライク)を投げて降板した。

 前田の後を受けた2番手アレクサンダーが、プホルスを空振り三振に仕留め、見事火消しに成功した。

 注目の大谷翔平投手との対決は、2回2死走者なしの第1打席は3球で空振り三振、5回1死走者なしの第2打席は遊飛とし、2打数無安打で前田に軍配が上がった。

(Full-Count編集部)

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