前田健太、6勝目逃す 2打数無安打に封じた大谷に9回2死から白星消される

エンゼルス戦で好投したドジャース・前田健太【写真:AP】
エンゼルス戦で好投したドジャース・前田健太【写真:AP】

序盤は10打者連続凡退も、6回にボークで1失点

 ドジャース前田健太投手は6日(日本時間7日)、敵地でのエンゼルス戦で先発し、5回2/3を3安打9奪三振2四球1失点(自責1)で勝敗はつかなかった。防御率は3.24。チームは9回2死まで1点リードを守り、前田は6勝目が目前に迫っていたが、エンゼルス大谷翔平投手の四球→二盗をきっかけに、まさかの2-3で逆転負け。試合後のダグアウトで呆然とした表情を浮かべた。

 快調な立ち上がりだった。4回1死からシモンズに二塁打を許すまで打者10人を連続凡退。5回を再び3者凡退としたが、6回に捕まった。先頭から2連続安打で無死一、二塁とした後、カルフーンを見逃し三振、シモンズを左飛で2死二、三塁とする。ここでトラウトを申告敬遠で満塁策を取ったが、続くアップトンの打席でボークを取られて1失点。結局アップトンに四球を与え、再び満塁としたところで降板した。

 だが、ここでマウンドを託された2番手左腕のアレクサンダーが好救援。強打者プホルスを空振り三振に仕留め、1点リードを守り抜いた。8回はハドソンが無失点とし、9回は守護神ジャンセンが順調に2死まで奪った。だが、ここに落とし穴が待っていた。

 9回2死からジャンセンは大谷に四球を与えると、二盗と捕手の悪送球で一気に三塁まで進まれる。2死三塁としたところでフレッチャーに左翼へ同点タイムリー。さらに2死一塁からキンズラーに右翼へヒットを運ばれると、右翼を守っていたプイグが悪送球する間に一塁走者のフレッチャーが生還し、まさかの逆転サヨナラ負けを喫した。

 注目のエンゼルス大谷翔平投手との対決は、2回2死走者なしの第1打席は3球で空振り三振、5回1死走者なしの第2打席は遊飛。前田が貫禄の投球で無安打に封じたが、土壇場で大谷に白星を消される形となった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY