大谷翔平、指揮官が今後も積極的走塁に期待 「テクニックもスピードもある」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

前日の試合ではサヨナラを呼び込む二盗を成功

 エンゼルス大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地ドジャース戦に2試合連続で「6番・DH」でスタメン出場。マイク・ソーシア監督は試合前に囲み取材に応じ、前日に大谷がサヨナラ勝ちを呼び込む盗塁を決めたことに「彼には間違いなく盗塁に必要なテクニックもスピードもある」と改めて、称賛した。

 6日(同7日)の同戦では1点を追う9回に2死から四球を選ぶと二盗に成功(悪送球で三塁進塁)。その後、フレッチャーの左前適時打で同点のホームを踏むなど好走塁でチームのサヨナラ勝ちに貢献した大谷。

 今後も盗塁を含め走塁面を積極的にやらせるかを問われた指揮官は「我々の(二刀流起用に関する)テンプレートでは、リカバリーのための日も用意しているので、攻撃面で必要な内容は全て取り組む。スライディングや一塁から三塁への走塁なども」と、コメントした。

 開幕から投打の二刀流で活躍し、右肘の故障もあり野手としての出場試合数は他の選手に比べ少ないが「ただ、彼には間違いなく盗塁に必要なテクニックもスピードもある。昨日のように良いタイミングで盗塁を決めてくれればと思う」と、走塁面にも期待を込めた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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