ロッテ酒居、痛恨のボークを反省「やってはいけないことをやってしまった」

ロッテ・酒居知史【写真:荒川祐史】
ロッテ・酒居知史【写真:荒川祐史】

6回途中7安打5失点で今季3敗目を喫する

■日本ハム 6-3 ロッテ(8日・ZOZOマリン)

 ロッテの酒居知史投手が、今季3敗目を喫した。単独3位で迎えた8日の日本ハム戦(ZOZOマリン)。1日のソフトバンク戦で今季2勝目をあげた右腕は6回に痛恨のミスを犯した。

 5回まで94球を要しながらも、2失点で踏ん張っていたが、1点差で迎えた6回に崩れた。先頭のレアードに左前打、中島卓に中前打を許して1死一、三塁。1番の西川を迎えた場面で三塁へのけん制偽投が、まさかのボークとなり3点目を与えてしまった。「わかってたうえで、ひと呼吸置く動作がああなってしまった。流れが向こうにいくか、抑えればこっちに来る。(勝敗を)左右するプレーをしてしまった」と酒居は肩を落とした。

 2013年オフのルール見直しで、メジャーリーグと同様に一、三塁のケースで、一塁だけでなく、三塁への偽投もボークになっていた。これで動揺したのか、右腕は西川に右中間三塁打を浴びて傷口を広げて降板となると、2番手の田中靖が大田に死球を与えて、中田には2点タイムリーを許した。

 「やってはいけないことをやってしまいましたし、チームの流れを悪くしてしまった。防げる失点を防がなきゃいけないが、それが出来なかったのが全てです」と反省ばかりが口をついた酒居。6回途中7安打5四球5失点。6回に犯したボークが、敗戦への流れを作ってしまった。

【動画】ロッテ先発・酒居が粘投も打線が振るわず… 6回に日本ハムの集中打に泣く

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