2位をがっちり守った日本ハム栗山監督「あと2試合、必死でやっていく」

6回に中田の2点適時打などで一気に試合を決める

■日本ハム 6-3 ロッテ（8日・ZOZOマリン）

　日本ハムは8日、敵地ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦に6-3で勝利し、ロッテとの対戦成績を五分に戻した。

　負けていれば、ロッテに0.5ゲーム差に迫られるところだったが、何とか突き放した。先発加藤が5回1失点で今季4勝目。2回に大田が先制の2点適時打。5回に1点差に迫られたが、平沢のスクイズ失敗や、酒居のボークなど相手のミスにも助けられた。6回に西川の右中間への三塁打、中田の中前2点適時打などで4点を奪って一気に勝負を決めた。

「あと（球宴までソフトバンクとの）2試合。みんなで、今日一日と必死でやっていくこと」と試合後の栗山英樹監督。6日、7日と無安打が続いていた中田も「加藤が頑張っていたから、何とか追加点をとりたいと積極的に打ちにいった。ここ数試合ヒットが出てなくて、チームに迷惑をかけていたから1本出て良かった」と胸をなでおろした。

（細野能功 / Yoshinori Hosono）