牧田和久が今季4度目マイナー降格 指揮官「狙い通りに投げられるように」

パドレス・牧田和久【写真:Getty Images】
パドレス・牧田和久【写真:Getty Images】

8日ダイヤモンドバックス戦で今季最多7失点

 パドレスは8日(日本時間9日)、牧田和久投手を傘下3Aエルパソに降格させると発表した。6日(同7日)に今季3度目のマイナー降格となった右腕は、翌7日(同8日)に救援ホセ・カスティーヨの故障者リスト(DL)入りに伴い、再びメジャー昇格。同日の敵地ダイヤモンドバックス戦に登板し、今季最多7失点(自責5)を喫していた。

 牧田にとって慌ただしい3日間となった。6月24日(同25日)にメジャー昇格を果たしていたサブマリン右腕は、7月6日(同7日)に今季3度目のマイナー降格となった。だが、カスティーヨのDL入りで急遽メジャーに再合流。同日の敵地ダイヤモンドバックス戦に登板したが、2イニングを投げて2被弾を含む5安打3四死球3奪三振7失点(自責5)と打ち込まれ、この日今季4度目のマイナー降格となった。

 球団公式サイトによれば、アンディ・グリーン監督は「守備の乱れもあった」と日本人右腕を擁護したが、「彼がここ(メジャー)に戻ってくるには、しっかりと狙い通りの球が投げられる状態になる必要がある」と指摘。牧田の経験も買いながら「これまでもタフな状況を乗り越えてきたのだから、メジャーで好投する道を探して帰ってくることを期待したい」と話したという。

 牧田は今季はここまでメジャーで23試合に投げ、0勝1敗2ホールド、防御率7.09の成績となっている。

(Full-Count編集部)

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