大谷とプホルスの共通点 特大弾に米驚愕も基本は「二塁打でしっかり出塁」

「ホームランが出ないことに対して、モヤモヤしたり、イライラしたりということは全然ない」

 ホームランを打ったのは、5月17日(同18日)の本拠地レイズ戦以来52日ぶりだったが、「ホームランが出ないことに対して、モヤモヤしたり、イライラしたりということは全然ないです」という。このホームランまで10打席連続無安打。前日7日(同8日)には右膝に自打球を当てるなど“らしくない”場面もあり、約1か月、戦列を離れていた状態からの調整について「もちろん難しいんじゃないかなとは思いますし、今も感じている」と話した。

 そんな中で放った7号アーチは、2ストライクからセンター方向へ真っ直ぐ振り抜いた一発だった。

「チェンジアップが決め球であるピッチャーなので、2ストライク後はしっかり頭に入れていかないといけない。その中で、裏を掻かれての真っ直ぐだったんですけど、何とかいい形で打てたというのは僕の中でよかったですし、次の打席でもそういうアプローチの仕方ができるかもしれない。そういう可能性としてはよかったです」

 チームの勝利に直結、かつ自身も次につながる形が見えたホームラン。本調子への糸口を見つけた打者・大谷は、ここからさらなる脅威となるはずだ。

(Full-Count編集部)

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