大谷翔平が20日に再検査、今後の見通しについてGM「医師の判断を待ちたい」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

エース右腕リチャーズは右肘内側側副靱帯損傷でDL入り

 エンゼルスのビリー・エプラーGMは11日(日本時間12日)、本拠地マリナーズ戦の前に会見を行い、19日(同20日)に治療中の右肘の再検査を受ける大谷翔平投手について「医師がどんな判断を下すか待ちたい」と話し、今後の具体的なプランは明らかにしなかった。

 エース右腕ギャレット・リチャーズが右肘内側側副靱帯を損傷し、故障者リスト(DL)入りしたことを受け、会見を開いたエプラーGMは「残念だ」と沈痛な面持ちで語った。リチャーズは2016年にも右肘内側側副靱帯を損傷し、その時は幹細胞注射など保存療法を選択した。今回も保存療法とトミー・ジョン手術と呼ばれる靱帯再建手術の選択肢が提示されているというが、今後熟慮の末に治療法を選択するという。

 同じく右肘内側側副靱帯損傷の治療を進めている大谷は、19日(同20日)に再び医師による診察を受けることが決まっているが、エプラーGMは「医師がどんな判断を下すか待ちたい。その時に医師がどんな選択肢を用意するか見てみたい」と話し、投手としての具体的な復帰プランについては触れなかった。

 大谷は多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射による治療を受け、復帰への道を歩んでいる。打者としては3日(同4日)敵地マリナーズ戦で復帰。貴重な左打者として、チームの勝利に貢献している。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY