エ軍勝ち越し、プホルス歴代6位タイ630号 大谷“ボブルヘッドデー”も出番なし

この日は出番なしに終わったエンゼルス・大谷翔平(中央)【写真:AP】
この日は出番なしに終わったエンゼルス・大谷翔平(中央)【写真:AP】

プホルスは2本塁打でグリフィーに並ぶ、エンゼルスは大勝

 エンゼルスは12日(日本時間13日)、本拠地でマリナーズに11-2で快勝した。アルバート・プホルス内野手が2本塁打を放ち、通算630本塁打でケン・グリフィー・ジュニアに並んで歴代6位タイに浮上。計3安打で通算3055安打として、こちらはロッド・カルー(通算3053安打)を一気に抜き去り、リッキー・ヘンダーソンに並び歴代25位タイとなった。この日は、大谷翔平投手の二刀流ボブルヘッド人形が先着2万人に配布されたが、2試合連続でベンチスタートとなった“主役”の出番はなかった。

 エンゼルスは初回、先発のスカッグスがいきなり1点を失う。しかし、その裏にフレッチャーが同点ソロを放つと、プホルスが通算629号となる勝ち越し2ラン。すぐに逆転に成功した。

 その後、カルフーンの犠飛、キンズラーのタイムリーで1点ずつを追加すると、6回にはアップトンの3ランで試合を決める。そして、続くプホルスは左翼席へこの試合2本目のホームランとなる今季16号。これが通算630本塁打目となり、ケン・グリフィー・ジュニアに並んだ。歴代5位はウィリー・メイズの660本となっている。

 さらに、これがこの日3本目のヒットで、ヘンダーソンに並んで歴代25位タイに浮上。プホルスは記録ラッシュとなった。

 エンゼルスはそのまま快勝。大敗のマリナーズは最終回に内野手のロマインが登板し、2失点を喫した。エンゼルスは本拠地でライバルのマリナーズに勝ち越した。

(Full-Count編集部)

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