大谷翔平、交流戦で代打限定起用も指揮官期待「一番効果的な場面で使いたい」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ナ・リーグ本拠地戦でDH制は採用されず

 エンゼルス大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地ドジャース戦でスタメンから外れた。この日から始まるLA対決のフリーウェイシリーズ第2幕は、ナ・リーグ本拠地が舞台となるためにDH制は採用されず。守備に就かない大谷は代打限定起用となる見込みだ。試合前に取材に応じたマイク・ソーシア監督は「試合の経過によって、一番効果的な場面で使いたい」と、代打の切り札・大谷に期待した。

 3戦連続ベンチスタートとなった大谷だが、前半戦残り2試合も先発オーダーに名を連ねることはなさそうだ。この日から敵地ドジャースタジアムで開催される3連戦は、ナ・リーグ本拠地での交流戦のためDHはなく、大谷は代打として出場機会を探る。

 主砲アルバート・プホルスが左膝の炎症で故障者リスト入りしたため、チームとしては長打が期待できる大谷を先発オーダーに入れたいところだが叶わず。ここまで7本塁打22打点、打率.279の活躍を見せる24歳は、代打の切り札としてベンチに控えることになるが、ソーシア監督は「試合の経過によって、一番効果的な場面で使いたい。彼が得点できる確率の高いところで起用していきたい」と期待した。

 大谷は19日(同20日)に治療中の右肘の再検査を受ける予定で、指揮官は「ショウヘイの“セイゲンナシ”を期待している」と話し、投手としてのトレーニング再開許可を心待ちにした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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