プロの壁は想像以上に高い? ハム清宮にオリ田嶋、 パのドラ1の前半戦は…
ロッテ安田は2軍で35打点をマーク
◯オリックス
田嶋大樹
成績:12試合6勝3敗0S 68回2/3 防御率4.06(1軍)
成績:1試合0勝0敗0S 3回 防御率0.00(ファーム)
パ・リーグのドラフト1位ルーキーで、前半戦に最も結果を残したのは田嶋ではないだろうか。開幕先発ローテーションに入ると、プロ初登板となった3月31日のソフトバンク戦で5回1失点に抑えプロ初勝利。4月と5月は2勝ずつ、6月も1勝を挙げ、ここまで6勝をマークする。6月24日のソフトバンク戦を最後に1軍登板はないが、後半戦の活躍次第で2桁勝利も見えてくる。
◯ロッテ
安田尚憲
成績:72試合254打数64安打4本塁打35打点 打率.252(ファーム)
オープン戦の途中まで1軍に帯同していた安田だが、シーズンが開幕してからは2軍で過ごしている。高校通算65本塁打を放ち、将来の4番候補として期待される安田は、2軍戦の全72試合にスタメン出場。5月に2軍でチームトップタイの9打点をマークするなど、ここまで35打点を挙げる。練習から高く意識を持って取り組んでいる安田。将来に向けてしっかりと技術を磨いていきたい。
◯楽天
近藤弘樹
成績:2試合0勝2敗0S 9回2/3 防御率5.59(1軍)
成績:12試合4勝4敗0S 56回1/3 防御率3.04(ファーム)
開幕からチームが苦しむ中、ドラフト1位の近藤は、6月6日の巨人戦でプロ初登板・初先発を果たし、4回1/3を投げて2失点という内容で敗戦投手となった。続く6月13日の中日戦でも敗戦投手となり、ここまで1軍では2試合に登板して0勝2敗。一方、2軍では56回1/3を投げて防御率3.04と安定した成績を残している。後半戦は上の舞台で躍動できるか。右腕の活躍に注目してきたい。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)