復調の田中将大にかかる期待 米誌「POで頼れるのはセベリーノとタナカだけ」

ヤンキースが必要としているのは「セベリーノとタナカの次にボールを託す信頼できるナンバー3」

「ヤンキースが必要としているのは投手だ。先発投手。ジェイコブ・デグロムなら素晴らしいが、エースである必要はない。プレーオフでルイス・セベリーノとマサヒロ・タナカの次にボールを託す信頼できるナンバー3だ」

 剛腕セベリーノ、そして田中に続く先発投手の補強こそ、トレードで解決すべき課題だとしている。現在は37歳のベテラン左腕CC・サバシア、ソニー・グレイ、若手右腕ドミンゴ・ヘルマンらが先発ローテーションを組んでいるが、プレーオフでは心許ないという。

「10月の声を聞いた時、先発投手に関して言えば、ヤンキースが信頼できるのはセベリーノと(願わくは)タナカだけなのだ」

 記事ではこう記している。昨季、田中はレギュラーシーズンで渡米後4年連続の2桁勝利となる13勝(12敗)をマークした一方、防御率は自身初の4点台(4.74)と安定感を欠いた。だが、プレーオフでは3登板で2勝1敗、防御率0.90と圧巻の投球を見せていた。

 プレーオフでの無類の勝負強さは証明済み。地元メディアはセベリーノ、田中に続く、先発3番手の補強こそが、ワールドシリーズ制覇の鍵と分析している。

(Full-Count編集部)

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