大谷翔平、前半戦終えて新人王最有力 米メディアが予想「現在のところ僅差」

鍵は投手としての復帰!?「トーレスが追い越すことに…」

 大谷は指名打者のため、守備に就くことはない。さらに、肘の治療での離脱期間があり、二刀流でプレーしていた時は先発登板日の前後に打席に立つことはなかっため、打席数では大差をつけられている。それでも、現時点では大谷が新人王争いでわずかに有利だという。

 一方で、寸評では「もしも、肘の故障がオオタニをマウンドから遠ざけるなら、トーレスが追い越すことになりそうだ」とも指摘。19日(日本時間20日)に肘の再検査を行う予定の大谷だが、投手としての復帰こそが賞レースの行方を左右すると分析している。

 また、ア・リーグMVPはレッドソックスのムーキー・ベッツ外野手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、インディアンスのフランシスコ・リンドーア内野手、ホセ・ラミレス内野手も名を連ねる中、大谷の同僚トラウトが最有力候補に選出されている。トラウトが選出されれば、8月に27歳になるという若さながら、早くも3度目のMVP受賞となる。

 トラウト、大谷、そして、アンドレルトン・シモンズ内野手の奮闘が目立つエンゼルス。プレーオフ進出は厳しい状況となっているが、MVPと新人王のダブル受賞は実現するのだろうか。

(Full-Count編集部)

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