大谷翔平、投球練習OKから「すぐさま」18Mキャッチボール 地元紙伝える

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ユン医師の再検査後に最長18メートルを投げる

 右肘靱帯損傷からの回復を目指すエンゼルス大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、ロサンゼルスでスティーブ・ユン医師の診察を受け、投球練習の再開を許可された。そして、同日午後に早速最長60フィート(約18.3メートル)のキャッチボールを行ったという。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」が伝えている。

 投球練習再開許可の朗報を、誰よりも心待ちにしていたのは大谷自身かもしれない。記事によれば、再検査を受けた大谷は「すぐさま」キャッチボールを開始し、“試運転”を行ったという。

 開幕以来、二刀流の活躍でメジャーを席巻していた右腕だが、6月6日(同7日)の本拠地ロイヤルズ戦の後に右肘の違和感を訴え、翌7日(同8日)に右肘内側側副靱帯の損傷と診断された。多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射の治療を受け、リハビリを行っていたが、まずは打者としての戦列復帰に許可が下り、7月3日(同4日)敵地マリナーズ戦からラインナップに加わった。

 記事では、すべてが順調に運べば9月上旬にも投手としてメジャー復帰するだろうと見ている。エンゼルスは今季、怪我が相次ぎ、開幕ローテはほぼ全滅。プレーオフ進出に向けて厳しい戦いが強いられているが、9月の正念場に投手・大谷が戻れば、大きな後押しとなることは間違いない。二刀流の本格復帰が1歩近づいた。

(Full-Count編集部)

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