最下位楽天が4連勝、1位西武と2位ハムはわずか1.5差に…20日パの動向は?

西武・辻発彦監督と日本ハム・栗山英樹監督(左から)【写真:荒川祐史】
西武・辻発彦監督と日本ハム・栗山英樹監督(左から)【写真:荒川祐史】

ロッテは延長10回サヨナラ勝ちで勝率5割復帰

 後半戦に入ってからも混戦模様が続く2018年プロ野球。20日のパ・リーグは順位に変動はなかった。

 開幕以来、首位を快走してきた西武が、最下位の楽天に2-7で敗れた。西武はエース左腕の菊池雄星が4回まで1安打無失点だったが、5回に今江年晶のソロ弾とペゲーロのタイムリーで2失点。6回にも先頭からの3連打などで4点を失った。楽天は後半戦スタートから4連勝で、上位チームとの差をじわりと縮めてきた。

 ソフトバンクはバンデンハーク、日本ハムは上沢直之の両先発が、序盤に大量失点。日本ハムが2回にレアードと渡邉諒のアベック弾などで同点に追いつくと、3回にも渡邊の2打席連続アーチで2点を加えて勝ち越した。ソフトバンクは7回に今宮健太のソロ弾で1点を返したが、追いつけなかった。

 オリックスとロッテは両軍合計32安打が飛び交う乱打戦に。ロッテは1点リードの9回に、守護神の内竜也が守り切れずに同点に追いつかれる。試合は延長に突入。10回裏、ロッテは1死満塁から清田育宏がへ左翼へサヨナラ犠飛を放ち、劇的勝利。勝率を再び5割に戻した。

【18日終了時点】
1西武 47勝33敗1分
2日本ハム 45勝36敗1分 2.5
3ソフトバンク 41勝38敗0分 3.0
3オリックス 41勝38敗4分 0
5ロッテ 40勝41敗2分 2.0
6楽天 32勝49敗1分 8.0

【20日終了時点】
→1西武 47勝34敗1分
→2日本ハム 46勝36敗1分 1.5
→3ソフトバンク 41勝39敗0分 4.0
→3オリックス 41勝39敗4分 0
→5ロッテ 41勝41敗2分 1.0
→6楽天 33勝49敗1分 8.0

(Full-Count編集部)

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