元西武ルブラン7回1/3、1失点で6勝目 今季最多の10三振奪う快投

快投したマリナーズのルブラン【写真:Getty Images】
快投したマリナーズのルブラン【写真:Getty Images】

84球以下で10奪三振を奪ったのは球団史上初

 マリナーズは20日(日本時間21日)、本拠地ホワイトソックス戦を3-1で勝利した。先発した元西武の左腕ウェイド・ルブラン投手が7回1/3、4安打1失点、今季最多の10三振を奪う快投で6勝目を挙げた。

 今シーズン20度目のマウンドに上がったルブランは初回。2死二塁からパルカにタイムリー二塁打を浴び先制を許す苦しい立ち上がり。それでも、その裏に味方打線が同点に追いつくと、2回からは初回とは違い粘りの投球でスコアボードに「0」を並べた。

 2回は先頭のサンチェスに中前打を浴びたが1死一塁からガルシアを併殺打に抑える。3回、4回と得点圏に走者を背負いながらも後続を仕留め無失点で切り抜け、その後も無失点ピッチングを続けると8回1死からナルバエスに左前打を浴びたところで降板となった。

 8回途中をわずか84球、今季最多の10奪三振の快投で6勝目を手にしたルブラン。省エネ投法を見せた左腕に試合後、球団関係者はツイッターで「84球以下で1試合10奪三振を奪ったのは、球団史上ルブランが初」と報じている。これで今季は20試合に登板し6勝1敗、防御率は3.44。元西武左腕がメジャーで安定した投球を続けている。

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