イチローの本塁打強奪キャッチが5位に 米メディア選出の前半戦名場面10選

マリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】
マリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】

インディアンスの大砲ラミレスから本塁打奪う

 メジャーでは19日(日本時間20日)から後半戦がスタート。ここからペナントレースが激化するが、その前に前半戦の名場面をおさらいしよう。米スポーツサイト「ザ・スコア」では、メジャー前半戦を代表する10の名プレーを選出。堂々の5位に、イチローの本塁打強奪キャッチがランクインした。

 記事では、前半戦にファンを沸かせた10のプレーを選出。カブスのハップによる2018年メジャー初球ホームランや、レッズ外野手ハミルトンのスーパーキャッチを凌ぎ、堂々の5位に入ったのが、3月31日(同4月1日)本拠地インディアンス戦でイチローが見せた超美技だった。

 今季6年ぶりにマリナーズに復帰したイチローは、この日「9番・左翼」で先発出場。1-4と3点を追う3回に、インディアンスのホセ・ラミエスが放った大飛球を追いかけると、フェンス際でジャンプ一番。フェンスを越えようとする打球を見事グラブに収め、ホームランを強奪してみせた。

 寸評では「44歳のレジェンドはまだ本塁打を強奪できた。球界はイチロー・スズキを忘れないだろう」と絶賛。さらに、前半戦を終えてラミレスがメジャー1位タイの29本塁打を放っていたことに触れ、イチローが強奪していなければ単独トップだったことを指摘し、「野球とはワイルドなものだ」と評した。

 イチローは5月から会長付特別補佐としてフロント入り。今季は公式戦ではプレーしないが、来季以降の出場に備え、日々練習を積んでいる。来季またイチローの華麗なキャッチが拝みたいものだ。

(Full-Count編集部)

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