大谷翔平、“強打者”の証2番起用に指揮官自信 「セイゲンスクナメだ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

5月16日の本拠地アストロズ戦以来となる2番

 エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地ホワイトソックス戦で「2番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場を果たす。試合前に取材に応じたマイク・ソーシア監督は「セイゲンナシでリラックスして打てるようなポジションに彼を置いたんだ…冗談だよ」と語った。

 前日の同カードでは9回1死一塁から代打出場し、センターフライに倒れた大谷。この日は2試合ぶりにスタメンに名を連ねた。5月16日の本拠地アストロズ戦以来となる2番スタメンで起用したソーシア監督は「前回、色々変えてみたときは、シモンズが2番を打って、ショウヘイが次のシリーズで復帰した時だった。シモンズは走者がいる状態で打席に立つ方が、彼自身向いていると感じている。ショウヘイにはクリーンアップが攻撃しやすいチャンスをもたらすことを期待したい」と説明。

 ホワイトソックスの先発は今季はここまで22試合に登板し4勝11敗、防御率4.26の右腕ジェイムズ・シールズ。指揮官は「右投手と言うことでこのようなラインナップになった。今日のラインナップでは、1番から6番の打者に関しては層の厚さがある。1週間考えてみて、今日のこのタイミングでこのラインナップを試してみるのが良いと考えた」と熟考した中でのスタメンだったことを明かした。

 ソーシア監督は「今日のラインナップはセイゲンスクナメだ」と大谷に期待を込めた。ここまで大谷は打者として打率.279、8本塁打、23打点をマーク。得意な右投手が相手なだけに2試合ぶりの一発にも期待がかかる。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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