DeNA井納7回12安打5失点で2敗目 序盤の5失点響く「丁寧な投球になり過ぎて」

DeNA・井納翔一【写真:荒川祐史】
DeNA・井納翔一【写真:荒川祐史】

初回に先制を許すと2回に3ランを含む4失点

■巨人 6-0 DeNA(31日・横浜)

 DeNAの井納翔一投手が31日の巨人戦(横浜スタジアム)に先発復帰3戦目となる登板を果たしたが、7回12安打、5失点で2敗目を喫した。

 序盤の失点が大きかった。1回に先頭の重信にセンター前ヒットを許し、続く吉川尚のレフト線への二塁打で先制を許した。2回には2死一、二塁から再び重信にセンター前のタイムリーを浴び、吉川尚にはライトへの3ランを食らって序盤で5点を失った。

「1、2回は丁寧な投球になり過ぎてしまいました。3回以降は大胆に攻められ粘ることができましたが、先頭打者とツーアウトからも出塁を許す場面が多かったことは反省点です」

 その後は7回の打席で代打を送られるまで無失点に抑えたが、3者凡退は4回だけで安定感に欠けた。井納は前回登板の7月24日の中日戦(浜松)では、3回までに6失点。トータルでも4回8失点の内容だった。

 これで2試合連続で黒星を喫し、しかもどちらも早い段階での失点が重くのしかかる結果となった。経験豊富な先発に復帰し、ローテ定着が期待される長身右腕だが、今後に不安を残す登板となってしまった。

(Full-Count編集部)

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