巨人は澤村大誤算で3位後退、DeNAは“大胆策”からサヨナラ…3日セの動きは?

DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】
DeNAのアレックス・ラミレス監督【写真:荒川祐史】

DeNAは連敗を3で止める、中日は今季初の5連勝で3位に2ゲーム差

 セ・リーグは3日に2試合が行われ、どちらもサヨナラ決着の熱戦となった。2位以下は混戦が続いており、順位の入れ替わりもあった。

 巨人は中日に3-4で痛恨のサヨナラ負け。9回に代打・阿部のタイムリーで同点に追いつくも、その裏に抑えの澤村が先頭の藤井に四球を与え、さらに自らの悪送球で無死一、三塁とピンチを背負う。亀澤は敬遠四球で満塁策を取るも、続く大島にフルカウントからサヨナラ押し出し四球を与えた。試合のなかったヤクルトに抜かれて3位に後退。中日は今季初の5連勝で巨人に2ゲーム差に迫った。

 DeNAは今季最長の4時間48分の大熱戦を制し、首位広島に7-6で逆転勝利。9回に守護神・山崎康が3失点で同点とされるも、延長11回に広島の一岡から2死一、二塁のチャンスを作る。ここでラミレス監督が嶺井の代打として投手のウィーランドを送る“大胆策”。すると、フルカウントから四球を選んで満塁に。続く倉本がサヨナラ打を放った。負ければ最下位転落のピンチだったが、踏ん張って連敗も3で止めた。

【2日終了時点】
1広島 53勝36敗1分
2巨人 47勝49敗1分 9.5
3ヤクルト 44勝46敗1分 0
4中日 43勝51敗1分 3.0
5DeNA 41勝49敗2分 0
6阪神 39勝47敗1分 0

【3日終了時点】
→1広島 53勝37敗1分
↑2ヤクルト 44勝46敗1分 9.0
↓3巨人 47勝50敗1分 0.5
→4中日 44勝51敗1分 2.0
→5DeNA 42勝49敗2分 0
→6阪神 39勝47敗1分 0.5

(Full-Count編集部)

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