故障、不振…昨季のタイトルホルダーが苦しむパ・リーグの投手たち
ホークス先発陣の東浜、千賀もらしくない投球続く
菊池投手とともに最多勝となったソフトバンク・東浜巨投手は、春先からピリッとせず1勝5敗、防御率4.88。5月26日に右肩関節機能不全の症状が見られたため、1軍登録を抹消された。7月24日の広島との2軍戦に5回3失点に抑えており、1軍復帰が秒読みとなっているが、2年連続のタイトル獲得はかなり厳しい。
勝率1位となったソフトバンク・千賀滉大投手は、7勝4敗、防御率3.97という成績だが、昨季タイトルを獲得し、2年連続で2ケタ勝利、防御率2点台をマークしていたことを考えるとやや物足りない。7月31日の西武戦では5被弾を含む6回11安打7失点とここ数年の千賀からすると”らしくない”投球だった。
苦しんでいる投手が多い昨季のタイトルホルダーたち。本来の調子ならばタイトルを獲得できる力を持っているだけに、ここからの巻き返しに期待したい。
〇最優秀防御率
菊池雄星(17年)1.97→(18年)3.15
〇最高勝率
千賀滉大(17年).765→(18年).636
〇最多奪三振
則本昂大(17年)222→(18年)121
〇最多勝利
菊池雄星(17年)16勝→(18年)8勝
東浜巨(17年)16勝→(18年)1勝
〇最多セーブ
サファテ(17年)54S→(18年)5S
〇最優秀中継ぎ投手
岩嵜翔(17年)46HP→(18年)2HP
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)