意外と難しい30発&100打点 西武浅村&山川は10年ぶりのコンビ達成なるか

ソフトバンク勢はデスパイネだけ 小久保、李大浩、柳田も未達成

 直近の10年で“30本塁打&100打点”をクリアした選手をみても、埼玉西武の中村剛也選手が4度(08年、09年、11年、15年)達成しているが、元オリックス・ローズ、元オリックス・カブレラ、元楽天・山崎武司、日本ハム・中田翔、西武・メヒア、ソフトバンク・デスパイネは、それぞれ1度となっている。

 特に好打者が揃うソフトバンクは“30本塁打&100打点”をクリアしていそうなイメージだが、柳田悠岐、松田宣浩、李大浩(14年~15年)、小久保裕紀(07年~12年)、多村仁志(07年~12年)など、達成できそうな選手はいながらも、いずれも達成出来ず。同一球団から“30本塁打&100打点コンビ”を誕生させるのは、かなり難易度の高い記録だということが分かる。

 埼玉西武の浅村、山川の3、4番コンビは、2008年のオリックス・ローズ、カブレラコンビ以来となる“30本塁打&100打点”を達成できるだろうか。実現すれば優勝への好材となることは間違いない。

(「パ・リーグ インサイト」松下雄馬)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY