田中将大、5回途中1失点で無念の降板…Aロッドと敵将が称えた“ある能力”

敵将のコーラ監督も認める「走者に対して素晴らしい仕事をしている」

 この回、先頭打者安打で出塁していたボガーツの二盗を、田中の女房役の捕手ロマインが阻止していた。ただ、それまでヤンキースはレッドソックス戦で13回中13回という成功率100パーセントで盗塁を許していたという。試合中のインタビューを受けたレッドソックスのコーラ監督も、田中の技術の高さを認めていた。

「今日はヤンキースがランニングゲームをスローダウンさせようとしていますが?」と質問を受けた相手指揮官は「そこまで感じない」と毅然と語った後に「だが、田中がいい仕事をしている。彼は変化球を多投して、走者に対して素晴らしい仕事をしているんだ」と称賛していた。

 田中は9奪三振を奪いながらも、5回にベッツの特大の場外ソロ弾を被弾。そして、三塁手のアンドゥハーのエラーで走者を出し後に降板を余儀なくされたが、レッドソックスの足を封じた実力は高く評価されていた。

(Full-Count編集部)

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