元Gマイコラス、7回2失点の快投で12勝目 安定感抜群、今季8度目のHQS達成

マーリンズ戦に先発したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
マーリンズ戦に先発したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

降板直後に味方打線が勝ち越し、力投が報われて勝利投手に

 巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手が7日(日本時間8日)、敵地マーリンズ戦で7回5安打2失点と好投し、12勝目(3敗)を挙げた。今季8度目のハイ・クオリティー・スタート(HQS、7回以上を投げて自責2以下)を達成して同点のまま降板すると、味方打線が直後に勝ち越し。2試合ぶりの白星をマークした。

 マイコラスは初回、2死二塁のピンチでボーアにタイムリーを浴びて、先制を許す。2回は3者凡退に抑えると、3回は1死からディートリッチにヒットを許すも、アンダーソンは併殺。4回は再び3者凡退に抑えた。

 しかし、5回は先頭リドルに三塁打を浴び、ロハスにはレフトへのタイムリーを許す。その後、さらにピンチが続くも、最後はディートリッチを一飛に打ち取り3点目は許さない。

 6回を無失点に抑えると、打線が7回についに反撃。デヨングの2ランで同点に追いついた。マイコラスはその裏を3者凡退に抑え、8回に代打を送られて降板。すると、カージナルスはこの回、カーペンターのソロで勝ち越し。力投のマイコラスに勝利投手の権利がついた。

 カージナルスは救援陣が8、9回を無失点に抑えて3-2で勝利。マイコラスは7回5安打2失点1奪三振無四球の好投で12勝目。防御率2.74となった。

(Full-Count編集部)

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