西武中村がライオンズ初の1000打点 AK砲も届かなかった大記録
1試合あたりの打点では歴代8位
1000打点打者の1試合当たりの打点10傑は
1・王貞治 0.767(2170打点/2831試合)
2・T.ローズ 0.758(1269打点/1674試合)
3・A.ラミレス 0.729(1272打点/1744試合)
4・藤村富美男 0.723(1126打点/1558試合)
5・落合博満 0.699(1564打点/2236試合)
6・長嶋茂雄 0.696(1522打点/2186試合)
7・大杉勝男 0.6743(1507打点/2235試合)
8・中村剛也 0.6739(1000打点/1484試合)
9・川上哲治 0.666(1319打点/1979試合)
10・野村克也 0.659(1988打点/3017試合)
中村は、現時点では1500試合未満で1000打点をクリアした唯一の打者だ。1試合当たりの打点では、並み居る強打者に交じって歴代8位にランクインしている。
すでに中村は、NPB史上屈指のクラッチヒッターといってよいだろう。
セイバーメトリクスでは打点(RBI)はあまり重要視されないが、このランキングを見ると、打点は強打者の指標として有効だということがわかる。
新井は41歳、阿部は39歳だが、中村はこの8月15日で35歳とまだ若い。最近は故障が多く、出場試合数が減っているが、7月8本塁打、8月は早くも4本塁打と本来の豪打が戻ってきた。
これからどれだけ通算打点記録を更新するか、注目したい。
(広尾晃 / Koh Hiroo)