カブスの鍵握るダルビッシュ、「今季終盤に影響する10の因子」にMLB公式選出

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

5月から戦線離脱も「存在感を発揮する可能性がある」

 今季メジャーもいよいよ終盤。各チームが40試合前後を残す中、ペナントレースも激化の一途をたどっている。8月のトレードが戦力図を大きく変える可能性もあるが、プレーオフ進出を狙う各チームの命運を握るポイントはどこに隠されているのか。そこでMLB公式サイトでは「シーズン終盤に影響する10のX因子」と題した特集記事を組み、プレーオフ進出を狙うチームに影響を与えるであろう10の要素を紹介している。

 2年連続のワールドシリーズ進出、そして優勝を狙うドジャースのカギとして、前田健太投手が転向加入したばかりの「ブルペン」、ヤンキースのカギとして「アーロン・ジャッジの手首」などが上がる中、カブスのカギとして上がったのが「3人の主要な怪我人たち」。3人の怪我人とは、肩を負傷したクリス・ブライアント、上腕二頭筋を負傷した救援ブランドン・モロー、そして上腕三頭筋を痛めたダルビッシュ有投手だ。

 記事では、7月のトレードで獲得した先発コール・ハメルズ、救援ジェシー・チャベスとブランドン・キンツラーが健闘していると評価。同時に「ダルビッシュは5月から登板していないが、それでもいまだに球宴以降は防御率5点位以上を記録している先発ローテーにおける重要なピースとして存在感を発揮する可能性がある」と指摘している。

 ダルビッシュはブルペン投球を行うなど、戦列復帰に少しずつ近づいている。今季はここまで思うような貢献をできずにいるが、シーズン終盤、大詰めでチームを救う存在となれるか、期待したい。

(Full-Count編集部)

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