楽天茂木、左ふくらはぎへの死球で途中交代 平石監督代行「かなり心配」

楽天・茂木栄五郎【写真:荒川祐史】
楽天・茂木栄五郎【写真:荒川祐史】

ソフトバンク先発・武田の147キロが直撃

■楽天 3-2 ソフトバンク(16日・ヤフオクドーム)

 楽天の茂木栄五郎内野手が負傷交代するアクシデントに見舞われた。16日、敵地ヤフオクドームでのソフトバンク戦。6回の第3打席で左足に死球を受けると、そのままベンチへと退いた。

 1点ビハインドで迎えた6回。1死で打席に入った茂木にアクシデントが襲った。1ストライクからの2球目、ソフトバンク先発の武田が投じた147キロの真っ直ぐが軸足となる左足のふくらはぎ付近を直撃。苦悶の表情を浮かべると、トレーナーに付き添われて三塁ベンチへ下がり、しばらくしてから代走・渡辺直が送られた。

 チームは、その後、島内の中前安打、枡田の四球で満塁のチャンスを作ると、銀次の左前適時打で同点に。さらに今江が右犠飛を放って逆転に成功すると、そのまま逃げ切った。試合後、茂木の状態を問われた平石洋介監督代行は「ふくらはぎと膝にかかるところで、かなり心配ですね。どうなるか…」と表情を曇らせていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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