侍U12がパキスタンを破り3位決定戦へ 仁志監督「気を引き締めていけよ、と」

侍ジャパンU-12代表・仁志敏久監督【写真:Getty Images】
侍ジャパンU-12代表・仁志敏久監督【写真:Getty Images】

19日3位決定戦は再びパキスタンと対戦

 台湾・台北で開催されている「第10回 BFA U12アジア選手権」は18日、セミファイナル2戦目が行われた。予選グループA2位の日本は、同グループB2位のパキスタンに16-1の4回コールド勝ち。大会最終日の19日は3位決定戦で再びパキスタンと対戦する。

 日本の先発・稲福倫汰は初回、1番・Hamid Muhammad qasimに死球を与えると、2番・Abdul Raziqにセンターのやや左へ安打を浴びた。無死一、三塁とされ、3番・Shah Junaidへの初球で一走・Abdul Raziqが盗塁。捕手の栗山大成が二塁へ送球しようとすると、三走が飛び出し、投手の稲福がカットして栗山に送球してアウトを奪った。結局、Shah Junaidをニゴロに打ち取ったが、2死三塁で4番・Ayub Muhammad adilへの5球目が暴投。先制点を献上した。

 その裏、日本は1死から2番・専徒大和が相手遊撃手の失策で出塁すると、3番・西村大和が右中間へ適時二塁打。「W大和」で同点とすると、パキスタンの先発投手の制球が定まらなかったり、守備が乱れたり、さらには盗塁も絡め、この回、5点を奪って逆転した。2回は打者13人の攻撃で7点。3回にも4点を加えた。

 1回に1点を失った先発・稲福だったが、初回の3アウト目から3回まで7者連続で三振を奪うなど立ち直った。4回には真栄里修一が1死から二塁打を浴びたが、途中からマスクをかぶった森山竜之輔が三盗を刺し、最後は空振り三振を奪ってゲームセットとなった。

仁志監督「相手をナメて試合をしてほしくない」

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