大谷、負傷後初めて打者と対戦 実戦形式で29球、球団「すべてうまくいった」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

キャンプ地のテンピでシミュレーテッド・ゲームに登板

 エンゼルスの大谷翔平投手が20日(日本時間21日)にアリゾナ州テンピの球団施設で実戦形式の投球練習を行ったとMLB公式サイトが報じている。今季中の投手復活に大きく前進した。

 敵地ダイヤモンドバックス戦に向けてチームが移動日だったこの日、二刀流復活に向けて大谷が動いた。スプリングトレーニングを行う同州のテンピに向かうと、シミュレーテッド・ゲームと呼ばれる実戦形式の練習に登板したという。

 記事では、6月6日に右肘靭帯損傷が判明して以降、初めて打者と対戦した大谷は、29球を投げたと伝えている。右打者、左打者の両方と対峙。球団側は「すべてうまくいった」と発表したという。7月末に投球練習再開の許可を受け、今季中のメジャー復帰を目指して調整を進めている大谷は、すでにブルペンで4度の投球練習を行っている。

 打者相手の投球練習も無事クリア。「投手・大谷」復活の瞬間が刻一刻と近づいている。

(Full-Count編集部)

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