田中将大、同点被弾で4戦連続10勝目お預け チームは延長12回を制し4連勝

マーリンズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
マーリンズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

6回1失点で2戦連続QSも8月はいまだ白星なし

 ヤンキースの田中将大投手が21日(日本時間22日)、敵地マーリンズ戦で先発したが、4戦連続で白星を逃した。6回を投げて1被弾を含む4安打1四球4奪三振1失点(自責1)と好投し、2戦連続&今季11度目のクオリティースタート(QS、6回以上自責3以下)も、今季10勝目(4敗)には届かなかった。チームは延長12回の末、2-1で勝利し、4連勝を飾った。

 5年連続2桁勝利に王手をかけて臨んだマウンドだったが、一発に泣いた。初回、2回と走者を背負う展開も、牽制や併殺打などで二塁を踏ませず。4回に味方がウォーカーの適時打で1点を先制すると、直後に1死一、三塁のピンチを招いたが、ここも冷静に後続を打ち取って無失点で凌いだ。

 だが、5回に先頭ディーンに初球を中堅席に運ばれ、痛恨の同点アーチを許す。後続3人を打ち取り、6回も3者凡退で追加点は許さず。7回の打席で代打を送られ、82球(55ストライク)を投げて降板した。

 試合は同点のまま延長戦に突入。延長12回に1死満塁の絶好機でアンドゥハーが左翼へ犠牲フライを放ち、2-1で勝利した。

 田中は7月31日(同8月1日)の本拠地オリオールズ戦で9勝目を挙げて以降、8月は4戦連続で白星から遠ざかっている。この日は2戦連続QSで防御率を3.90まで下げたが、惜しくも自身の勝利には一歩届かなかった。

 先発ローテ通りならば、次回は27日(同28日)本拠地ホワイトソックス戦での登板となる。8月最後の登板で10勝を達成したいところだ。

(Full-Count編集部)

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