投手復帰へ前進中の大谷、次回の実戦形式は…監督が明かす「来週を考えてる」
23日に初めて実戦形式に登板「内容を評価してから」
エンゼルスのマイク・ソーシア監督は24日(日本時間25日午前11時7分開始)の本拠地アストロズ戦の試合前、大谷翔平投手が来週、再びシミュレーテッドゲームと呼ばれる実戦形式の練習に登板することを明かした。
右肘靭帯損傷から投手としての復帰も目指す大谷は、ブルペンでの投球練習を重ね、22日(同23日)にはアリゾナ州テンピにある球団施設でシミュレーテッドゲームに登板。打者を相手に32球を投げた。今後はブルペンでの投球練習を挟み、再びシミュレーテッドゲームで投げる予定だ。
球団公式サイトは、大谷が27日(同28日)に3イニングを想定した実戦形式の練習で45~50球を投げる見込みと伝えていたが、ソーシア監督もこの日、「次のシムゲーム(シミュレーテッドゲーム)は来週を考えている。実際の日にちは(前回の)シムゲームでの内容を評価してから決めることになるだろう」と明かした。
大谷は打者としての出場は続けているが、この日はベンチスタート。アストロズの先発は、2015年のサイ・ヤング賞左腕ダラス・カイケルとなっている。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)