アジアNO1へ始動、金足農・吉田の呼び名は「ヨッシー」 根尾と藤原が明かす

練習後、取材に応じた根尾昂、吉田輝星、藤原恭大(左から)【写真:編集部】
練習後、取材に応じた根尾昂、吉田輝星、藤原恭大(左から)【写真:編集部】

アジア制覇を目指して合宿がスタート「打たれたのでちょっと抵抗があったけど…」

 9月3日から宮崎で行われる「第12回 BFA U18アジア選手権」に出場する侍ジャパンU-18代表が25日から合宿をスタートさせた。この日は全選手が集合し、東京近郊のグラウンドで約3時間半の練習を実施。甲子園で881球を投げて準優勝に輝いた金足農の右腕・吉田輝星投手は別メニュー調整だったものの、史上初2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭の藤原恭大外野手、根尾昂内野手らと初めて同じジャパンの練習着に袖を通した。

 練習後には、3人揃って取材に応じたが、吉田の呼び名は「ヨッシー」に決まったことを根尾と藤原が明らかにした。根尾が「ヨッシーです」と明かすと、藤原も「ヨッシーです。会ってからヨッシーと呼ぼうとなりました」と説明。一方、吉田は「ネオとキョウタ」と2人を呼ぶという。

 甲子園の決勝で日本一を争った3人、そして、その他にも全国の頂点を目指して戦ってきた選手たちが集い、今度はアジアNO1を目指す。吉田は「(決勝で)ちょっと打たれたので少し抵抗があったんですけど、話したらすごくいい人たちでした」と笑わせた。もちろん、本心は頼もしいというのが一番。「打席のオーラが凄かった。打席での対応力、集中力がすごかったです」と2人の印象を明かした。

 また、根尾は吉田の印象について「攻撃的で弱いところを絶対に出さない。強気でどんどん押してくる」と話し、藤原も「強気で攻めるピッチング。真っ直ぐの伸びがすごい」と絶賛した。記念撮影では、わざわざ根尾が吉田を2人の間に招き入れるなど、早くも“チームワーク”は抜群。藤原が「アジア1を獲りたい」と明言するなど、当然、優勝が最大の目標。甲子園を沸かせた選手たちが今度はチームメートとして再スタートを切った。

(Full-Count編集部)

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