アジア2連覇へU-18代表が結団式 永田監督「チームワークを1つにして優勝」

記者会見に臨んだ主将の中川卓也(左から2人目)ら侍ジャパンU-18代表【写真:篠崎有理枝】
記者会見に臨んだ主将の中川卓也(左から2人目)ら侍ジャパンU-18代表【写真:篠崎有理枝】

9月3日から宮崎で開催、主将・中川「すごく重みを感じている」

 9月3日から宮崎で行われる「第12回 BFA U18アジア選手権」に出場する日本代表の侍ジャパンU-18代表が26日、東京都内で行われる結団式に先駆け、記者会見に臨んだ。今大会から侍ジャパンU-18代表を率いる元報徳学園の永田裕治監督は、アジア2連覇に向け「チームワークを1つにして優勝できるように持っていきたい」と意気込んだ。

 注目の侍ジャパンU-18代表がいよいよ出陣する。今回のチームには、第100回夏の甲子園を沸かせたスター選手が集結。注目度も高く、記者会見には60人を超える報道陣が集まった。会見に出席したのは、U-18代表で主将を務める中川卓也内野手(大阪桐蔭)、小園海斗内野手(報徳学園)、吉田輝星投手(金足農)。大阪桐蔭でも主将として、チームを史上初となる2度の春夏連覇に導いた中川は「すごく重みを感じている。国を代表して戦う重みを力に変えて頑張りたい」と力を込めた。

 昨年のU-18ワールドカップに続く日本代表入りとなった小園は、日の丸を背負う重みについて「去年も着たので感じている。経験したことをみんなに伝えられたら」と話し、国際大会ならでは経験を仲間に伝えていくつもりだ。甲子園で一躍時の人となった吉田は「自覚と責任を持って優勝に貢献したい」と話すと同時に、「強気なピッチングが持ち味。全力を出していきたい」と言い切った。

 28日には侍ジャパン大学代表と壮行試合を行い、アジア2連覇に向けて結束を高めていく。

(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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