楽天GM就任の石井一久氏が“初仕事” スカウト会議後に語ったラブコールとは?

楽天のGM就任会見を行った石井一久氏(左)と立花陽三球団社長【写真:高橋昌江】
楽天のGM就任会見を行った石井一久氏(左)と立花陽三球団社長【写真:高橋昌江】

GM就任会見を行い、スカウト会議にも出席した石井氏

 9月1日付で楽天のゼネラルマネージャー(GM)に就任する石井一久氏が27日、楽天生命パーク宮城内で就任会見を行い、スカウト会議に出席した。今夏の甲子園で準優勝し、旋風を巻き起こした金足農高(秋田)の吉田輝星投手について「素晴らしい投手」と高評価した。

 石井氏のGM就任会見に出席した立花陽三球団社長が「実は」と切り出した。

「さっきまでほぼ全員のスカウトに集まってもらって、スカウト会議を2時間くらいやってきました。石井さんの見方というのは、うちのスカウトの見方とまた違うものもあって、そこでまたいい化学反応を起こして、いい会議ができたなと思っています」

 そう言って充実感を漂わせた立花社長は「ドラフトでいい選手を引いてくれることを期待しています」と続け、今秋のドラフト会議で指名選手が競合した場合のくじを引く役割に任命した。

 報道陣から、秋田の公立農業高校で劇的な勝ち上がりを見せた金足農の150キロエース右腕・吉田について問われた石井氏は「素晴らしい投手。1つ勝つごとにこれだけできるんだなというくらい成長し、球の質やマウンドの立ち姿が素晴らしい選手だなと思っています」と印象を語った。

 そして、「秋田から東京に行く前に仙台があるので、仙台の駅で立ち寄っていただければいいと思います。ご縁があればということで」と冗談交じりにラブコールを送っていた。

(高橋昌江 / Masae Takahashi)

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