大谷翔平、実戦形式登板で50球 投手復帰に指揮官「2、3日の間に考えていく」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

9月4日のレンジャース戦で復帰の可能性が出ている「投手・大谷」

 エンゼルス大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのロッキーズ戦に「4番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場する。試合前には非公開で故障後、3度目となる実戦形式登板を果たし3イニング50球を投げ、投手復帰に向け順調な仕上がりを見せた。

 この日の試合前に囲み取材に応じたマイク・ソーシア監督は大谷の投球内容を「グッド。まず球数が50球と満足のいくものだった。良い球を終始投げこんでいた。球速も素晴らしかった。次の数日で彼の状態を判断して、次のステップに関しても考えていく」と評価した。

 宝刀・スプリットも交えての投球だったが「怪我の原因のリスクを持っていると我々が考えていたら、投げさせていない」と問題ない様子。メジャー打者相手にも通用する投球だったかを問われると「イエス!」と力強く答えた。

 9月3日(同4日)の敵地レンジャース戦で投手復帰の可能性も出ているが指揮官は「一番大事なことは医療スタッフからの見解だ。それによってショウヘイの現在の状態がどうなっているのかを判断して、これからどのように準備していくかのかという計算式のようなものを立てていく。そして彼がいつ頃投げれるのかを、この2~3日の間に考えていく」と話した。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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