大谷翔平、15号3ラン&左前打で4番の仕事果たす チームの連敗は6でストップ

15号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
15号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

第4打席で逆転を呼び込む左前打を放ち今季16度目のマルチ安打を記録

 エンゼルス大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのロッキーズ戦に「4番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場。第2打席で15号3ランを放つなど5打数2安打3打点の活躍で今季16度目のマルチを記録した。チームは10-7で勝利し連敗を6で止めた。

 エンゼルスは2点を追う4回、トラウトのタイムリーで1点を返すと、無死一、二塁の絶好機で登場した大谷。相手先発グレイのボークで二、三塁とすると93.7マイル(約151キロ)の直球を完璧に捉えた打球は左中間へ飛び込む412フィート(約126メートル)の15号逆転3ランとなった。

 6回の第3打席は投ゴロに倒れると、チームは2点リードの8回に3連続四球などで1死満塁のピンチを招き6番手にマウンドに上がったジョンソンがラメーヒューに満塁ホームランを浴び逆転を許した。

 それでもその裏。無死一塁の場面で第4打席を迎えた大谷は右腕オッタビーノと対戦。左翼線に落ちる技ありのヒットを放ちチャンスを広げる。無死満塁からシモンズが右犠飛を放ち1点を返すと、2死満塁からヤングが中前2点タイムリーを放ち逆転に成功。さらに相手のエラーで2点を追加すると、2死満塁の場面でこの回、2度目の打席となった大谷は元阪神の呉昇桓と対戦したが見逃し三振に倒れた。

 日本人メジャーのルーキー本塁打は2006年の城島健司氏(マリナーズ)の18本がこれまでの最多。2位が03年の松井秀喜氏(ヤンキース)の16本。大谷はロッテの井口資仁監督が05年にホワイトソックスで記録した15本に並び、3位タイとなった。

【動画】豪快弾含む2安打3打点と今日も大暴れ! 28日の大谷全打席ハイライト

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