広島、巨人に連勝でマジック20 延長10回に無安打4四球で決勝点奪う

広島が巨人を下し、マジックを20に減らした
広島が巨人を下し、マジックを20に減らした

最後は田中が押し出し四球、新井が4号3ラン

■広島 5-4 巨人(29日・東京ドーム)

 セ・リーグ首位の広島は29日、敵地での巨人戦に5-4で勝利。延長10回に田中が決勝の押し出し四球を選んで試合を決めた。2位ヤクルトが勝ったため、マジックは1つだけ減って「20」となった。

 先発・九里は初回にマギーに犠飛、岡本にはタイムリーを浴びて2失点。先手を取られたが、5回に九里が自らのタイムリーで1点を返すと、6回に新井が吉川光から逆転の4号3ラン。試合をひっくり返した。

 しかし、九里はその裏に坂本勇にタイムリーを浴びて1点差とされると、重信に同点打を許した。

 その後は救援陣が踏ん張り、試合は延長へ。10回、広島は2イニング目のアダメスから敬遠を含めた3四球で1死満塁の好機を作る。堂林は遊ゴロに倒れるも、続く田中は押し出し四球を選び、ノーヒットで決勝点をもぎ取った。

 最後はフランスアがピンチを背負うも抑えてプロ初セーブ。熱戦をモノにした。

(Full-Count編集部)

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