新人王争いは後退も…米専門家が大谷を評価「二刀流として成功できると証明」
故障した右肘には大きな危惧「常に手術のリスクつきまとう」
ボウデン氏は同時に、「ア・リーグの新人王に、私は彼を推していた」としている。なぜ過去形であり、ランキングが4位なのかというと、やはり右肘靭帯損傷で投手としては離脱中であることが大きな原因だ。
レポートでは「彼の先発登板がたった9回だけというのは、右ひじの内側側副靭帯に部分的損傷が見られたことが原因だ。当面の間オオタニは手術を回避することになった。その代わりにPRP療法を選択したことになったわけだが、見たところ効果が出ているようだ。しかし、彼が先発投手としてのキャリアを続けていくとなった場合、将来いつかのタイミングでトミージョン手術を免れないリスクが今後常に付きまとうことになるだろう」と危惧している。
大谷は「二刀流」としてMLBの話題をさらっただけに、投手のみ、打者のみでは成績上も専任の選手に対して分が悪い。やはり投手として戦列に復帰できるかどうかが、新人王レースの上でも重要になりそうだ。
(Full-Count編集部)