前田健太が今季初セーブ 3点リードの9回に登板、1失点もピンチで踏ん張る

今季初セーブをマークし、捕手グランダルと抱き合うドジャース・前田健太(右)【写真:Getty Images】
今季初セーブをマークし、捕手グランダルと抱き合うドジャース・前田健太(右)【写真:Getty Images】

セーブ機会では初の登板、1失点も昨年6月以来キャリア2度目のセーブを記録

 ドジャースの前田健太投手が29日(日本時間30日)、敵地レンジャーズ戦で3点リードの9回に登板。1回1安打2四球1奪三振1失点と苦しむもリードを守り、キャリア2度目のセーブを挙げた。ドジャースは3-1で勝利した。

 ドジャースは3回にベリンジャーのソロ本塁打で先制。4回にはマチャドもソロ本塁打を放ち、2-0とした。7回にはプイグがホームスチールを狙うも、あえなく失敗。しかし、8回にはグランダルにも一発が飛び出し、3点リードとした。

 前田は9回、3番手でマウンドへ。セーブ機会では初の登板となった。先頭アンドラスをカウント2-2と追い込むと、スライダーで空振り三振。続くマザラには四球を与えてしまう。ベルトレには右中間への適時二塁打を浴びて1失点。それでも、プロファーを遊飛に仕留める。今季34本塁打のギャロを打席に迎え、シフトを敷いたためガラ空きの三塁にベルトレの進塁を許して2死三塁に。ギャロは四球で一、三塁となったが、最後はグスマンを一ゴロに打ち取った。

 ドジャースは守護神ジャンセンが不整脈から復帰後4試合連続失点と不調。ロバーツ監督は変わらぬ信頼を明かしているが、ジャンセンはこの日はベンチから戦況を見守った。

 前田は昨年6月9日のレッズ戦で6回から4イニングを1失点に抑え、キャリア初セーブを記録している。この日は1イニングで27球(ストライク13球)を擁したが、リードをしっかりと守って今季初のセーブとなった。

(Full-Count編集部)

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