広島、マジックは約20日で「32」→「12」 緒方監督「全員で掴み取った勝利」

広島・緒方監督【写真:荒川祐史】
広島・緒方監督【写真:荒川祐史】

劇的サヨナラ勝ちで7連勝「キクがファンの期待に応えてくれた」

■広島 5-4 阪神(4日・マツダスタジアム)

 広島は4日、マツダスタジアムで行われた阪神戦に5-4でサヨナラ勝ちし、優勝へのマジックを「12」とした。シーソーゲームの展開で試合は延長戦になり、12回に菊地がサヨナラ打を放った。4時間を超えるロングゲームの末の劇的勝利に、緒方監督は「キク(菊地)が最後まで残って応援してくれたファンの期待に応えてくれた」とヒーローを称えた。

 阪神が先制し、広島が追いつき追い越される展開で、1点ビハインドの8回に松山が阪神2番手の藤川から同点打を放った。2死からの同点打に指揮官は「ああいうところで一本出るのは素晴らしい。ナイスバッティング」と、この試合で唯一の安打が殊勲打になった一打を称賛した。

 延長戦でもなかなか決着がつかず、投手だけでなく野手もほぼ総動員の末の勝利だった。緒方監督は「中継ぎ陣も含めて、控えの選手もほとんど出し尽くした中で、全員でつかみ取った勝利」と、土壇場でのサヨナラ劇に満足そうだった。

 東京遠征で巨人、東京ヤクルトに全勝し、この日の勝利でチームは7連勝となった。8月15日に最初に点灯したマジック「32」が、約20日間で「12」と驚異的なペースで減っている。3連覇へ勢いに乗った王者を止められそうなチームは見当たらず、今後の興味は3年越しの本拠地での胴上げなるか、ぐらいしかない。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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