吉田輝星、初回いきなり3ラン被弾 韓国4番に片手1本で左翼席に運ばれる

初回に先制3ランを浴びた侍ジャパンU-18代表・吉田輝星【写真:荒川祐史】
初回に先制3ランを浴びた侍ジャパンU-18代表・吉田輝星【写真:荒川祐史】

最速149キロをマークも、小園エラーの直後に痛恨

 宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は5日、大会3日目を迎え、2大会連続優勝を目指す侍ジャパンU-18代表はKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で韓国代表とオープニングラウンド最終戦を戦った。

 この日の先発マウンドに上がったのは、今大会初登板となる吉田輝星(金足農)だった。注目の初球、いきなり148キロの真っ直ぐで見逃しのストライクを奪うと、2球目のスライダーでユ・ジャンヒョクを三ゴロに。2番ユン・スンヨンの2球目には149キロで空振りを奪ったが、粘られた末に、3ボール2ストライクからの10球目が外れて四球を与えた。

 1死一塁でキム・チャンピョンの放った遊ゴロを、小園海斗(報徳学園)が弾く失策となり、1死一、二塁へとピンチが拡大。迎えた韓国の4番キム・デハンへの初球スライダーを、片手1本で左翼スタンドへに運ばれる3ランとされ、いきなり3点を失った。後続は打ち取ったものの、吉田は初回から28球を投じることとなった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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