吉田輝星、悔やまれる3ラン被弾… 2回以降立ち直り、4回まで1安打投球

2回以降は韓国打線を無失点に封じている侍ジャパンU-18代表・吉田輝星【写真:荒川祐史】
2回以降は韓国打線を無失点に封じている侍ジャパンU-18代表・吉田輝星【写真:荒川祐史】

初回は韓国の4番に左翼スタンドへの3ランを食らう

 宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は5日、大会3日目を迎え、2大会連続優勝を目指す侍ジャパンU-18代表はKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で韓国代表とオープニングラウンド最終戦を戦った。今大会初登板となった先発の吉田輝星投手(金足農)は初回に3ランを被弾。だが、2回以降立ち直り、4回まで許した安打はこの1本だけとなっている。

 吉田は初回、1死から四球と小園海斗(報徳学園)のエラーで1死一、二塁のピンチを招くと、4番キム・デハンへの初球、甘く入ったスライダーを片手1本で左翼スタンドへと運ばれた。まさかの3ラン被弾となって、いきなり3点を失い、初回から28球を要す波乱の立ち上がりとなった。

 2回は2死から、またしても小園の失策で走者を背負ったが、後続を打ち取って無失点。3回も遊ゴロ、二ゴロで簡単に2死を奪ったあと、前の打席で本塁打を浴びていたキム・デハンを四球で歩かせたが、続くキム・ソンジンを見逃し三振に切って取った。4回には先頭をスプリットで空振り三振に仕留めると、その後も遊ゴロ、三ゴロに仕留め、この日初めての3者凡退で締めた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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